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老人ホームの怖~い話 1

皆さま、その後お元気でいらっしゃいますか。でしょうね。皆さま、お幸せそうでしたもの。はっきり言うと、私はお元気でも、お幸せでもありません。また化学物質過敏症の話だろうと思った人は「ハズレ!」 それどころじゃないんです。「今すぐにでも殺される!」危険に曝されていのです。

ある日、お化けも眠る丑三つ時、ドアのベルが高らかに鳴らされました。何事かと飛び起きて、真っ暗な部屋の中、椅子だの机だのの障害物を乗り越えてドアを開けて廊下を見れど、誰も見えず。いたずらか! 舌打ちしてベッドに戻りました。次の日もまたベル。さらに次の日。この時はベッドに入ってすぐだったので、ドアに着くのが早かった。サッと開けると、大柄な男の背が、階段の明かりの中に一瞬浮かび上がって消えました。女を見ればすぐに声をかけることで有名な男でした。いたずらでしょうが悪質です。ドアに「ベルを鳴らさないでください」と貼り紙に書いて寝ました。f次の日、男はベルを鳴らしたと思いますか。いいえ、彼はちゃんと貼り紙に書いた禁止条項を守って、ドアをこんこんと叩いて行ったのです。貼り紙に、「ドアも叩かないでください」が入りました。それは直ぐ「おはようございます」(午前3時)になり、「声も掛けないでください」の文字を増やしました。じゃ、彼はどうした?彼は反対側の庭に面したガラス窓をドンドン!と叩いて消えました。次は犬の声。「ワンワン~」可愛いじゃないかなんて言ってもらっては困ります。私は前から低周波音で不眠症なのです。一度起こされたら、朝までもう眠れません。眠れない毎日。さらに体調がぐんぐん悪くなって行きました。
さらに、男は、ベッドの私の耳元で「ワオッ!」と声をかけました。飛び起きましたが、彼の姿はどこにもありません。「ニャォ!」というのもありましたね。お前、動物愛護協会か!など頭の中は怒りと恐怖のごった煮でいっぱいになり、ついに秋葉原まで言ってしまいました。数件の無線機を売る店に聞いたんですが、これはできるようなれど「教えられない」やり方だったようです。つまり、あまり法的でない無線とか……。口をそろえて「探偵に聞いてください」という辺りも怪しい。
私はやけになって盗聴器探しなどやりましたが、全然見つからず、ベッドの下にも何もなく空振り。いや、ゴミが沢山あったので捨てました。時ならぬ大掃除です。

警察の「証拠があれば」という言葉を受けて、レコーダーをトイレの廊下の空気抜きに掛けてみました。そこに入っていたのは奇怪な音。水の流れる音と共に、カチンカチンと鋭い、まるで鶴嘴で鉄を打っているような音。ただの廊下ですよ、絨毯張りの。こんな音がするはずはありません。ワンワンという犬の吠え声。ははあ、ストーカー男はこいつを真似をしたな。でもここでは犬は飼えません。だからよその家の音です、そこに入っているのは。でも、そこは静かな廊下。あるのはメーターボックス電話機の配線板だけ。メーターボックスも電話の方も調べるだけは調べました。でも、何もない。どうして音は飛んでくる。誰に言っても信じてもらえず、泣き寝入り状態。

ところが、です。ストーカーは、ある朝パタリと倒れ、亡くなってしまいました。よかった? いいえ、これからが本物の恐怖の始まりでした。

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Author:borobear
父が婚約者の母に贈ったイギリス製の熊。昔はピカピカに可愛く輝いていたのに、今や薄汚れてボロ熊に。私も老人ホームで薄汚れ。同じボロなら居直って、なりふり構わず踊らにゃそんそんという具合に、仲良く生きています。

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